セクハラの分類
セクハラには2つに分類されます。対価型セクハラと環境型セクハラです。
対価型セクハラ
対価型セクハラとは、「労働者の対応によって、その労働者が労働条件について不利益を受ける」ことで、職場などにおける立場・同調圧力・階級の上下関係を利用し、下位にある者に対する性的な言動や行為を行う(強要する)ことを言います。具体的には、
- 事業主が労働者に対して性的な関係を要求したが、拒否されたため、その労働者を解雇すること。
- 出張中の車中において上司が労働者の腰、胸等を触ったが、抵抗されたため、その労働者について不利益な配置転換をすること。
- 事業主が日頃から労働者に係る性的な事柄について公然と発言していたが、抗議されたため、その女性労働者を降格すること。
環境型セクハラ
環境型セクハラとは、「性的な言動により労働者の就業環境が害される」ことで、職場などで、ヌードカレンダー、水着ポスターなど、人によっては不快感を起こすものの掲示、性的な冗談、容姿、身体などについての会話や恋愛経験について執拗に尋ねることなどを言います。具体的には、
- 事務所内において事業主が労働者の腰、胸等に度々触ったため、その労働者が苦痛に感じてその就業意欲が低下していること。
- 同僚が取引先において労働者に係る性的な内容の情報を意図的かつ継続的に流布したため、その労働者が苦痛に感じて仕事が手につかないこと。
- 労働者が抗議をしているにもかかわらず、事務所内にヌードポスターを掲示しているため、その労働者が苦痛に感じて業務に専念できないこと。

